うっす、しょうやんです!
今回は鶏肉の刺身が実は危険だよっていうことについてお話ししたいと思います。
これ実は過去に疑問に思っていたことがありました。
豚と鳥とかってよく焼かないとダメって小さいころに親にいわれてましたが、外食へいくとなぜか「鳥の刺身」たるものがあって
「これはいいのか?」
と感じていました。
鶏肉は全て加熱用です
鶏肉は全部加熱用として出回っています。
例えば飲食店へ業者が販売するには「加熱用」と表示して販売するように義務づけられています。
にもかかわらずレストランや飲食店で加熱用の鶏肉が生食の刺身として提供されているのが事実であります。
なぜ鶏肉が加熱用で出回るのかというと、肉そのものにサルモネラ菌やカンピロバクター菌などの食中毒菌を保菌しているからです。
これらはしっかり加熱しないと菌が死滅しないので刺身で食べるにはリスクが伴います。
「たたき」等の表面だけを炙ったようなものも実はアウト
上記にもあったとおり、中までしっかり火を通さないと菌は死滅しません。
厳密にいうと鶏肉の中心温度が75℃以上かつ1分間加熱したものでないと菌は死滅しません。
たたきのようにさっと表面を焼くだけでは死滅しないのです。
実際に食べるときに見てもらうとわかると思いますが、鶏肉のたたきって中身はほとんどが生なので中まで火が通ってないことがわかります。
「新鮮だから」は関係ない
新鮮だからと刺身で食べようという知識の無いコックさんがたまにいたりします。
さきほどもいった通り肉そのものに保菌しているので、加熱しない限りは食中毒が十分に起こります。
こういったものは加熱不足が原因で食中毒が起こりますので新鮮だろうが関係ないということです。
補足ですが食中毒のデータの6割が鶏肉とされています。
食中毒が起きた時の過失は五分五分
加熱用という表記があるのにも関わらず生食の刺身として提供している飲食店側にも問題がありますし、
食中毒のリスクがある状態で食べている消費者側にも問題があります。
これ食中毒のリスクがある事を知っている人があまりにも少ないのでよく当たるのです。
ちなみに現在生食で法規制がかかっているのは牛レバー、豚全般が法の対象です。
いずれも生食による食中毒が原因で死亡するケースがあることから規制されています。
鶏肉に付着している菌は現状では死亡まで至るとはされていません。
なので未だ法規制がかかってはいないものの、いずれ法の対象になる日がやってくるかもしれません。
この事から食べる側は生食は常に食中毒のリスクがあることを理解した上で食べないといけません。
かくいう僕も鶏肉の刺身好きだったんですが、これを知ってから控えるようにしています。
だって食中毒なったらまじで生きる気そのものが失せてしまうから・・。
最後までお読みいただきありがとうございました。byしょうやん