名前の由来と部位の場所
リブロースとは、3トップのロイン系(リブロース、サーロイン、ヒレ)の中の一つです。
タイトル通り「肋骨(ろっこつ)の背肉」とも呼ばれていて、リブ=肋骨という意味になります。

背肉というだけあって肋骨の上にあります。
サーロインへと続くリブロースですが、リブロースは芯が太くサシ(霜降り)入りやすい部位です。
外国産だと、アメリカ産の名前で「リブアイロール」。オーストラリア産で「キューブロール」と呼びます。
余談:僕の中でこの部位が好きな人の事を「リブ愛」と呼んでいます。
最高の肉質
リブロースの特徴としては、芯部分が大きいのでそこが最高の肉質になります。

〇で囲んである部分がリブロース芯になります。(写真は、和牛になります)
この部分がサシが入りやすく、きめが細かく肉質も良いのでバランスの取れている部位になります。
脂も上品で、しつこさはなく甘味があって、口の中でとろけます。
また和牛は特にサシが入っていて見た目も綺麗といえる部位になります。
このリブロース芯の部分は、肉質が最高で並ぶものないないという意味で「肉の織田信長」などとも言われています。
また、写真の上部の部分にあたるところを「リブキャップ」と呼びます。
こちらの部位は、肉の味が濃厚なのですが脂が芯よりもしつこい為、目劣りする部分も。
リブロースの使い方や食べ方
ローストビーフに使われる事もありますが、こちらは肉質がいいので何にでお合いますね。
しゃぶしゃぶ、ステーキ、すき焼き、焼き肉などまさにオールランダーです。
カットする時は、薄切りがやはりおススメです。薄切りで脂も少ないので食べやすくすると良いです。
しかし、肉の織田信長とは誰が言い出したのだろうか・・。
たしかに部位ごとの画像みてみると、日本の地図で戦国大名達の名前が書かれているように見えるね、笑
お読み頂きありがとうございました。by翔やん&ウッシー