おはようございます、ブロガーの翔やんです。
サーロインが肉の王様に対してこちらは牛肉の女王様になります。
なんと人間の表現はわかりやすい事か。
部位の位置は身体の中心部分

部位の場所はサーロインに寄り添うようにあります。
ヒレは高級なお肉
例えば、誰かの結婚式だったり、会社の食事会の集まりがホテルだったりして、そこのコース料理で「ヒレステーキ」とか高級そうなのを聞いた事があると思います。
ヒレ=高級
のイメージがありますよね。
あまり高級な為、普段焼き肉屋などにいって見かける事は少ないかと思います。
確かに高級です。
1頭からとれる量が少ないのもありますが、肉質の良質さから人気で高級な部位になります。
他にも「フィレ」とメニューで見かけたりしますが、同じもので間違いないです。
「フィレ」はフランス語での名称で、日本ではおもに「ヒレ」と言われます。
ですのでフランス料理のコースに「フィレステーキ」とあれば、ヒレステーキなんです。
ちなみに外国産で輸入物の名称は「テンダーロイン」という部位の名称なんですね。
ヒレの中にもう一つの存在「シャトーブリアン」
ヒレはブロックの状態だと細長いような形をしていて、まさに恐竜のヒレのような形をしています。
その中でも肉の一番太い部分で中心に位置する部分。
そこがヒレの中でも最高位の「シャトーブリアン」です。

高級な焼き肉店や高級コース料理等で見かける事があるかもしれません。
このシャトーブリアンの名前の由来は、この肉を愛したフランスの小説家「フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアン」という人物から由来しています。
フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアンは1768~1848年のフランスを生き抜いた小説家で代表作は「アタラ・ルネ」や「永遠の処女」という作品を書いてます。
主に「キリスト教とはこういうものだ!」的な思想で書かれています。
彼はナポレオンとも直接接触しており、ナポレオンからも注目される存在でした。
その彼には、身近に料理人が付き添いでいました。
その料理人に、ヒレの一番良い部分を調理させ、そればっかり食べまくっていた事から名前が由来しました。
最高級のお肉にこの名前がつくという事は、それに見合った人物だったのでしょう。
ヒレの肉質の特徴は赤身であること
やはり最高級と言うだけあって、非常に食べやすいです。
高級なお肉ほど脂がのっていて美味しいのですが、脂がきつくて量が食べれない方も多いです。
その中でも赤身色が強いヒレは、柔らかい上にあっさりしていて食べやすいと、良いとこづくしです。
特に、シャトーブリアンに関しては、それらにふまえて見た目も綺麗という、質と見た目を両立した女王様になります。
国産の和牛に関しては、脂のサシが入り、見た目も綺麗で旨味が濃厚になります。
そして和牛、特にブランド牛に関しては芸術です。
この事から女性も受けつけやすく食べやすいのも評判です。
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ヒレを美味しく食べるには?
一年中を通して、間違いなくステーキが多いでしょう。
肉本来の旨味が詰まっているので、火もしっかり通さずとも「レアステーキ」で食べて肉の旨味を楽しむが良いとされています。
これらを焼く場合は、肉の厚さを1cm以上にはしてしっかりお肉の味を楽しめるようにします。
牛肉の中心部分は無菌ですので、表面さえしっかり火を通せば問題なしなのです。
最高級なお肉、デートや接待、会社の付き合い、身内の集まりなど様々なシーンでヒレステーキを堪能されてはいかがでしょうか?
さりげにこの豆知識をぼそっとつぶやくと好感度アップかも・・?笑
お読みいただきありがとうございました。by翔やん