おはようございます。
就職活動や転職活動を行い、ようやく仕事について、1~2か月も経たないうちに、早期で退職してしまう事が近年よく見られます。
なぜか?
実は業界の方に伺ってみた所、面接による原因が最も多いという事で、今回は面接が早期退職に関連する内容と対策を追ってみました。
思っているのと違った
これは仕事内容や体制などが、思っていた事と相違した時に起こります。
これを未然に防ぐには、いかに面接で具体的に詳細を確認出来ているのかによります。
面接でしっかり確認が出来ていないと、自分だけが思っていた事とは異なる事が大半です。
とりあえず人を入れる為に、面接の折に詳しく話さない企業や会社も存在します。
ですので、気になる事は質問の時間にどんどん聞いていきましょう。
事前にメモなどして質問を固めておくてより良いですね。
気にする点
やはり自分の探している条件と見合った環境があるかどうかが大事ですよね。
例えば以下のような点を注意します。
・給料体制
・休日の体制が守られているのか(週休2日が守られているか)
・配属する仕事の内容(求人にある募集の職種に就けるのか)
・勤務時間(異常な残業がないか)
給料体制
ここには様々な要素が絡んでいますよね。
例えば、大半の企業なら「みなし残業」といって、月40時間の残業代を給料に含んでいる所があります。
(例)
月給25万~(月40時間のみなし残業代5万含む)
このみなし残業代というは一長一短で、メリットもあります。
残業時間が少ない場合は、特です。
時間が長くても特に損はしないのですが、仮に(例)の40時間を超えた場合に会社によっては問題が発生します。
「40時間を超えた分は別途支給」
という事を求人には大半記載していますが、会社によっては支給されない場合もあるそうです。
ですので、質問しても良いのですが、自分自身で聞きづらい場合は、転職エージェントを活用して、エージェントに聞いてもらうのが手っ取り早いです。
他にも、昇給、賞与などあるのか確認しましょう。
特に昇給についてはどういった制度を取っているのか気になりますよね。
例えば、年齢給で毎年一定の昇給であれば、どれだけ頑張っても決まった金額しか上がらない所もあります。
もちろんジャンプアップ制度を設けている所もありますが、実力主義なのかなど確認しておくと後々、不満になりにくいです。
休日の体制は守られているか
やはりプライベートと仕事は両立したいところ。
ですので、自分の探している休日の条件と合っているのか確認しておきましょう。
「週休二日」と言っていて、フタをあけてみれば「週休一日」だったりする事もしばしば。
求人にも「完全週休二日制」と「週休二日制」とで違いがあるので、注意が必要です。
後は年間休日ですね。
例えば、「完全週休二日制で土日が休み」という場合と、「完全週休二日制で土日祝が休み」という場合で、年間休日の日数が変わってきます。
祝日に休みが欲しいという方は、これを意識しましょう。
僕は休み多い方が良いので、完全週休二日制と土日祝が条件です。
これだと平均して年間休日120~130日ほどなります。
後は、年末年始の休日期間やゴールデンウィークなどなど。
しっかり休める連休があるのか、これが大事です。
配属する仕事の内容
仕事の内容は、一番に確認しておいたほうが良いかもしれません。
なぜなら、会社や企業が求人に出している内容に募集して就職した場合、業務内容が異なったりする事があります。
例えば「営業職」で応募していて、そこに配属するかと思いきや
「まずは現場の作業を覚える事から・・」
という理由などで、営業職と全く異なる部署に配属れる事もあります。
確かに、仕事としての流れを覚える為、納得は出来るのですが、何も聞かされていなかった本人からすると
「ファッ!?」
ってなりますよね。
特に、今までのキャリアを活かして就職したいという考えだと、余計に相違感が強くなります。
ですので、面接の際には、具体的に最初はどういった仕事から始めるのか、という事を強く確認しておく事が大事です。
勤務時間
9:00~18:00(実働8時間)
というスタンスが基本的です。
1時間の休憩+8時間の労働です。
これにプラスして残業がある事が多いです。
例えば上記にもあった「みなし残業」です。
月40時間のみなし残業だとすると、それを出勤日数に日割りした時間が、1日あたりの平均残業時間となります。
実際の残業時間が少なかったりなど差はありますが、例として、これが拘束時間となるので、どうしても時間は長くなります。
それを踏まえた上で勤務時間がどれくらいあるのか確認しましょう。
完全に別途で残業代が出るのであれば、給料面ではよくなるので、モチベーションは上がります。
しかし、拘束時間が長くなる事自体が辛い方であれば、ノー残業がメインの所を探すと良いです。
そしてサービス残業があるのかどうかは実際に働いてみないと分からない事があります。
自分が働いて、仕事の容量で残業しなければならない事態になった場合、個人差が出るので必ずしも誰もがサービス残業になるとは限りません。
まとめ
就職してから早期退職を防ぐには、面接で事前にいかに内容を確認し、自身が納得いくかどうかにかかっています。
面接というのは相手もこちらの事を見ますが、こちらも相手(会社)を見るという対等な立場である事には変わりません。
どうしても雇う側と雇われる側になりますが、今の時代では、人で不足の会社が多く、労働者が仕事を選ぶ時代も到来しています。
しかし、選ぶといっても本人の経歴と実力ごとに差がある為、自分を客観的に見直す事も大事ですよね。
お読み頂きありがとうございました。