屠殺場で実際に経験した業務と実績~仕事とは何か屠殺場で全て学んだ~

うっす、しょうやんです。

久方ぶりの更新になりますが最近YouTubeをはじめまして、そちらに全力を注いでいますす。

YouTubeでも屠殺に関する動画が伸びていまして、こちらでも更新してさらに情報を発信していきたいと思います。

 

屠殺場で手掛けた業務は業務・営業・事務

まず屠殺場に勤めた期間なのですが、僕は10年間勤めました。

屠殺場というだけでイメージが中々わかないと思いますが、よくある普通の会社員です、

 

元々は牛の内臓のみを扱う会社に入社し、屠殺する流れで内臓を整形、処理、洗浄し梱包するまでの現場業務での作業を経験しました。

その会社で行う現場業務をほぼ全てを経験しました。

そこから数年が経ち現場業務を終えた後に事務作業のお手伝いを始めました。

 

現場業務じたいはおそくても14時に終わるような体制だったので、そこからさらに

「何か出来る事はないか?」

と自分から声をかけ仕事を取りにいきました。

 

そこで基本的なエクセルやワードの使い方を学び、オンラインゲームの恩恵といえばいいのかテキストを打つのはすでに早いほうでした(MMO感謝)

 

最初に入社してから7年経ったころ、勤めている会社が別の会社と統合合併することになりました。

僕が勤めていた会社はその中の一つの部署となり、僕の立場は「主任」へと昇格し、新規事業である「豚の内臓」に関する全権を任されました

当時25歳の僕は嬉しかったということもありますが、今思えばクレイジーな環境だと思います。

25歳の若造が、社員およぴパートをふくむ約40名の先頭を走ることになりました、

この時は元々うちのトップだった上司が合併と同時に別の部署へ移動することになりました。

なので直属の上司がいない状態で実質、全てを管理することになりました。

ここから実際に現場業務含む、事務作業と営業活動、従業員の労務管理など手掛けることになります。

 

新規事業の「豚の内臓取扱い」の引継ぎ

上記でお話した合併と同時に舞い込んできた業務の「豚の内臓」についてですが、元々は牛の内臓のみを取り扱う会社でした。

それまでの業務+新規事業なので、全体への負担はものすごかったです。

単純計算で業務が倍になります。(かといって給料が上がる訳でもありませんでした)

 

で、問題なのがこの事業の引継ぎです。

元々は別の会社が同施設内で業務を行っていたので、そこまら全てを引き継ぐというものでした。

この引継ぎが、合併してから実際に業務を行う日の1カ月前です。

 

冷静に考えればわかるのですが、

例えばあなたが次転職した先の職場でそこにある業務のほぼ全てを1カ月で覚えることが出来ますか?

 

かなり無理ゲーでしたが、仕事が出来るメンツが多いのもありこの無理ゲーをなんとか突破しました。

ここで組織で働くことの重要さを学びました。

 

営業の基本も知らずに営業活動

営業に関する仕事なんてしたことなかったので、全部ぶっつけ本番でやりました。

上司とかに聞けば?と思うかもしてませんが、取り扱う商品やそれを販売する方法を知っている人がいませんでした。

合併と同時に双方の会社がどちらも知らない事業なので、誰も知らない状態でのスタートで僕が先陣きっているわけでしたので・・。

 

最初に始めた行動は、既存のお客さんへのPRです。

上記にもあった「引継ぎ」がありましたが、業務だけではなくお客さんも引き継ぎがありました。

と、引き継いだはいいものの処理をしたものが全部売れるわけでもなく、ほとんどが廃棄処分されている状態です。

屠殺された豚のお肉などは使われますが、内臓(ホルモン)がほとんど廃棄されている状態だったんです。

たまたま僕がいた地域では「豚ホルモン」の需要がほとんど無かったのもあり、まず認知度が薄く

「豚ホルモン=食えたものじゃない」

という認識があり、食べる機会も少なかったです。

 

なので人生経験上「豚ホルモン」に関する知識が皆無だったので、

実際に調理して食べたりし、その商品に対して勉強し商品知識を高める事にしました。

 

知識を得た後は実際に売り込みをしなければなりませんでした。

 

元々牛ホルモンを取り扱っている業者さんにPRしていきましたが当然のごとく門前払いでした。

この地域では「牛◎豚×」という認識だったので。

 

ならばと新規顧客を捕まえるために電話でアポ取りを開始しました。

電話のやり方はGoogleで調べてそのまま実行したので、おそらくこの手順がもっとも最速だったかもしれません。

調べる→実践(これが最速)

数件応えてくれるところもありましたが手応えはなし。

 

ほんの数件ですが小さな取引もはじまった事もありましたが、僕の考えでは

「余ったり、廃棄処分しているもの全てを販売する(例外は除く)」

ということが目標だったので、そうなれば大手会社と取引するしかないなと目標にしていました。

 

大手会社と取引を始めた方法

合併してからおおよそ1年が経ったころに、転機が訪れます。

うちの会社の副社長が大手会社との組合での会合があり、

そこで豚の内臓を扱いだしたという話をしたところで一度話を聞いてみたいということになりました。

 

ここからが僕の人生をかけた戦いが始まります。

 

まずは僕自身があちらの社長へ電話を行い、挨拶をしたあとに軽く商談の話をしました。

が!

あちらは大手会社であり、取り扱う規模が大きければ生産量も高いこともあり、

大量生産=コストをおさえられる=単価を下げる

というような状況でした。

 

対するこちらでは扱う規模も中途半端で、どちらかといえば規模は小さめ。

なので少量に対するコストが大きくかかるため、価格がどうしてもあちらの希望する価格とは天地の差でした。

 

なので最初に電話で話した感じだと

「あぁ無理そうだなぁ」

という感じで最初は終わりました。

 

が、ここで僕の逆転劇が始まります。

「ここで諦めてたまるか」

ということで、作戦を練りに練りまくります。

 

ここで閃いたのは売ることだけを考えるんじゃなくて

「相手の要望はなんなのか、またそれを実行できるのか」

を徹底的に行いました。

 

ということで最初に電話で話してから数カ月たった辺りで、アポを取って実際に相手の会社へ単騎突撃しました。

1人でいき、直に話をして、まずは相手が何を望んでいるのか聞いてまとめました。

それを自社にもって帰り、社内にはもちろん役員がいますので、その方たちに報告だけ行いました。

 

最初に話をしてから1年が経ちました。

なんとかそこで商談が成立し、無事に取引が始まりました。

売りたい商品以外でも関係性のある会社だったので、実質的には当初に予定していた規模以上の取引が可能になりました。

この事はYouTubeで動画にもあげていますのでぜひ見て下さい!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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